結びの地出雲へ 其の3

演劇の始祖出雲阿国は

出雲大社の巫女であった。

阿国は大社の本殿修理費の

寄付を集めるために

諸国巡業の旅に出たという。

私は平成の大遷宮を5月に控えた

出雲大社に立ち寄ったわけだが、

微々たるものだが奉賛をした。

日本の演劇界に少しでも関わる者としては、

義務のように感じられたのだ。

 

さて、阿国関連で私が訪れたのは、

お墓と、その他に2箇所ある。

連歌庵という阿国が余生を

過ごしたとされる場所と、

奉納山という稲佐の浜を見渡せる

展望台のある山だ。

okuni

 

 

 

 

 

 

この奉納山の登り口に、

於國塔という上写真のような塔があり、

これは昭和11年当時の歌舞伎の名優の

寄付で建てられたのだそうだ。

これを取り囲む玉垣には

その名が彫られており、

役者にとってのパワースポット

というのも頷ける雰囲気があった。

 

今回の旅は雨天からのスタートで、

分厚い雲は常にあったし、

天候に恵まれたとは決して言えない状況だった。

しかし晴天下では出会えない

感動的な日の出を堪能できたし、

虹も見ることができた。

雲があったからこそ出雲大社の真上だけ

晴れているという状況にも気付けた。

雨と雲という要素無くしては

得られない感動であり、

これに遭遇出来たことは

この上ない幸運であった。

 

良い状況とは言えなくても、

そんな時に出会う人や物事を、

大事にせよとの

縁結びの神様からの

メッセージのような気がした。

遷宮が終わった後に

また訪れたいと思う。

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